旭酒造会長、桜井博志さん。
「72歳にして初の海外駐在に挑む」との文言に引き寄せられました。
旭酒造は山口県にあるのですが、ニューヨークに酒蔵を建設し、このほど完成。そこを拠点に新たな海外向けのブランド酒を世に出したいと。
桜井さんは、当面は3か月アメリカ、1か月日本というサイクルで暮らすそうです。年齢を言ってはいけないかもしれませんが、70代にして…!本当にすごいなと思いました。
アメリカではワインやウィスキーのほうが圧倒的に人気で、最初から厳しい戦いになることを覚悟の上でのこと。
その挑戦の動機は、「自分が日本酒業界で最も失敗を経験している」からだと。
そして、これまたいいなと思うのは、従業員を管理するのではなく、「一歩を踏み出すことを促せる存在になりたい」と。自分の背中を見せようとするこの思い。…リーダーはこうあるべきなのでしょう。
写真の桜井さんは清々しい笑顔が印象的でした。
こんなふうに、迷いなく挑戦したい!
人がどうのではなく、自分がやる!そこを貫く生き方が私もしたいな。