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映画監督の安藤桃子さん。
芸能人の娘として育ち、自らも芸能界入り、そこで女優さんなのかと思いきや、監督業を・・・。なかなかの人だな、と思います。
新聞にエッセイを書いておられて、それを読むと子育て中のママでもある。
ある日の、娘さんとのエピソードにほのぼの、そして考えさせられました。

「出会った人はみんな友達 ♪」・・・そんな歌があって、娘さんがお風呂のなかで歌っていたのを聴いてピンときた！一番最初の友達は、私（ママ）に決まっている！と。

娘さんに期待しながらその答えを尋ねてみると、、、「わたし」との答え。
これにはハッとさせられた、と。
・・・本当にそうですよね。

私たちが最初に出会う友だちは、自分自身なのだと。
だから子どもは自然と一人遊びを始めるのだと、安藤さんは書いていました。

自分と対話する、自分の心の声を受け止める・・・私も大切なことだと教わりました。
ごく最近のことです。
自分との対話をやめてしまうのは、いつからなのでしょう。
自分の感情と心を置き去りにして、日々を過ごしていないでしょうか？

小さい頃よく遊んだ「お母さんごっこ」。←言い方に世代が出るそうで、最近は「家族ごっこ」と言うそうですが(笑)。
誰かが何かの役を言い出すと、じゃあ今日の自分は〇〇の役。翌日になればまた別の〇〇の役・・・と、自在に役を変えて遊んでいられたなぁと思い出します。
時に一人で何役もこなし、自分の世界をそこに描くことができていた気がします。

嬉しいことはまず伝えたいし、疲れた時、悲しい時、迷う時は尚更・・・。
最初に出会った友達である『自分』の声を聞いて、優しく抱きしめるようにいたいなぁと、そう思ったのでした。


　

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