「役割性格」って聞いたことありますか?
人の性格はいろいろな影響を受けながら、形成されていくものですよね。
生活していくなかで時に権限を与えられ、それらしく行動する。
小学校で何かの班長になると、徐々にそれらしく、班長らしい性格になっていく。
・・・との例えから、思い起こせば、あった、ありました。「班長」って。すごく懐かしくなりませんか(笑)?
最初は自信がなくても、チャレンジしていくうちに、役割に育てられることもある、と。
そしてこれはもちろん、職業生活においても同じことが言えるそうです。
「役割性格」とは、つまり、その立場らしくなる性格のこと。
『性格は行動の結果』とは、ギリシャ時代の哲学者アリストテレスの言葉で、
「らしい」行動により形成されていく性格が、役割のない場面でもその人の性格を支配してしまうことがあるのだと。
ひぇ~、、それってどうなんでしょう。
なりたい自分と、無意識のうちにかけ離れてしまうようなことも、あるのですよね。
何気なく引き受けた役割、何気なくおさまっているポジション。
それが自分を形作っていくことに影響するのだとすると。
時には役割を脱いだ自分をイメージして、本当の私ってどうだろう。
そう考えてみようと思いました。
1日に10分でいいから、ボーっとする時間。
ダラダラではなく、わざわざ「ボーっとする」こと、大事だそうですよ。
思いがけないアイディアが浮かぶのって、そういう時が多いそうです。