以前もブログに書いた、元陸上選手の為末大さん。そのツイッターをまとめたものが本になっています。その中で、私がよく娘に言うことが明文化されていました。
娘は、けっこうな心配性です。(私も昔はそうでしたが、いつの間にか強くなった 笑)
今朝も「コロナ怖いな」とポツリと言ったので、ちょっと無責任になだめていたわけです。
それと同じようなことを、でも為末さんが言うとこうなります。
『走る哲学』(為末大 扶桑社新書)より。
言葉遊びのようだけれど、危機感が安心を生み、安心感が危機を生む。陸上競技のピストルを鳴らすための雷管というものがあって、その箱の裏にこう書いてある。
「危険であると認識しているうちは安全である」。
怖いな、不安だなと思う気持ちって、消せないですよね。でも、「そう思っているときは大丈夫」と、よく言っているな~と。
不安に思って慎重にかまえていることって、大事だと思うのです。無防備だったり、気を抜いてしまうよりもずっといい。
そして、思いわずらってもどうにもならないことは、考えない!それぐらいの気構えでいたいものです。