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ほぼ毎日、電車に乗ります。
「逃げるは恥だが役に立つ」・・・ブームになったドラマの原作(マンガ)の、続編が始まるようです。
電車内の広告で見ました。
『いのちの車窓から』
これは、星野源さんのエッセイ集のタイトルです。
ジャケットを小脇に抱え、シャツ姿で左手にカバン、
右手の携帯電話で仕事の話をしているサラリーマン。
団地の小さな公園でひとり、手作りであろう弁当を黙々と食べる女性。
原付バイクに乗って通り過ぎる若者。
お世辞にもきれいとは言えない団地の景色を、星野源さんは美しいととらえました。
「周りの景色を美しいと感じた時に、ふと誰かの手を握りたくなる。
こういう瞬間に恋が生まれる」と、星野さんは語っています。
どうしたら、こうも感じられるのでしょう。
感じられずに見過ごしてしまうところを、きらきらとした言葉で紡ぐ。
素敵だなぁと思います。
『営みの街が/暮れたら色めき/風たちは運ぶわ/カラスと人々の群れ』
メロディーを除いて歌詞だけを目で味わうのもまた、いいものですよね。