初めて知った言葉でした。アンコンシャス・バイアス。自分では自覚できない、無意識の偏見のことを指すそうです。
先日の、オリンピック組織委員会長であった森氏の発言にしても、無意識のうちに女性に対する偏見があったことが、災いしてしまったのでしょう。
正直ドキッとしたのは、私自身が無意識のうちに偏見のレッテルをはって、物事を納得していたり、整理するような思考がすごくあるなぁ、と思ったからです。
例えば、改めて人と関わる時、それも仕事で誰かの担当になって、電話などで関係を深めていくとき。相手を知りたいと思うからではあるのですが、この人って何型だろう?とか、どんな家族構成で育ったのかな、とか。そういうことをなるべく自然に聞き出して、それがわかると「あぁやっぱり」とか。「なるほどね~」なんて思うこともしばしばなのです。要は、そこで分類しているのです。相手に伝えないまでも。いえ、伝える場合もあるなぁ。
例えば血液型でその型に「分類」されて、よく思う人も、そうでない人もいますよね。それを心に留めようと思いました。自分にはそういうところがある、と気づいて知っておくことが大事だと思うので。