介護福祉士として高齢者に寄り添いながら、モデルとしても活動する上条百合奈さん。きつい、汚い、危険・・・ゆえに重労働と思われがちな介護職のイメージと、華やかなモデル業とはまったく別のものに感じますが。その両方をすることで、伝えたい、そして変えたいのだと。
そんな上条さんが伝えたいと願うことは「高齢者と接することで感じる温かさ」だそうです。
雑談をして、笑って、日常を一緒に過ごす。そんななかで時には最期をみとることもある。介護の現場には「そこで働く人にしか見えない優しい景色がある」のだと。
優しい景色・・・そこに、上条さんの思いが集約されていると感じました。どんな職種にせよ、心で感じて、それをこういう言葉で表現できるのは、その人が活かされているからだと思います。
幸せ、感謝、どちらも「感じるもの」と教わりましたが、上条さんはまさに、仕事を通して、幸せを、感謝を、感じられているなぁ。
そういう仕事を、私もしよう。