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熱い思い

 映画監督の大林宣彦さんが昨年の春に亡くなられていたことを知りました。その大林監督にまつわるこんなエピソードが・・・。

「廃市」という作品は1983年にわずか2週間ほどで撮影された。たまたま、監督をはじめスタッフの休暇が重なることがわかり、「これを機に長年やりたかったものを撮ろう」と、ロケ地に乗り込んだ。あまりの過密スケジュールに俳優が本番中に眠ってしまった逸話が残るが、完成した105分の作品は、旧家の姉妹の心もようを詩情豊かに描いたものである。

監督、スタッフの熱意と結束が生んだ作品!すごいことですよね~。 勝手にいろいろとツボだったのですが、一番は「スタッフの思いが結集して、奇跡の短時間に傑作が生まれた」ということ。

人の思いは、時に信じられないような力を生み出すのですよね。同じくらい強い気持ちで、ひとつのものに向かっていくその時間。うーん、いいな~。味わってみたいです。

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