4月1日と言えばエイプリルフール、ですか?!
もう最近は、だからと言って何もしないかな…。
「うそでした」って母から電話がこないかな
時々そう考える、と。同僚のインスタに上がったメッセージです。
思わず泣きそうになった理由は、彼女がお母様を突然、亡くされたから。
小学校時代からの友人でもあり、今は同僚という関係以上に、かけがえのないパートナー(と私は勝手に思っている)。そんな彼女とは、中学・高校まで同じ学校で過ごしました。
勉強はできるし、スポーツもできるし、人気者で、みんなから好かれる彼女のまわりには、自然と人が集まって…そう、彼女はいつもキラキラしていて、本当にまぶしい存在でした。
同い年だけど、憧れる気持ちがあった私。
それがひょんなことから、一緒に仕事をするようになり、今では見事な凸凹コンビです(笑)。
私にできないことが全部できちゃう。でもそんな彼女でも苦手…というか、あんまりしたくないことは、私がやりたいことだったりする。
なのでお互いにやりたいことをやると、それが一番うまくいくのです。こう書いてみると改めて、ありがたいな~。
彼女のことを、「なんでこの人は絶えず、こんなにもキラキラしているんだろう」って、不思議なくらい暗い部分が見えていなかったのですが。
今になってみて、実は人にはないような経験を、たくさんしていて、つらいことも、傷ついたことも、恐らく人並み以上にあったことを知りました。
人のことって、こちらが見えている部分は、ほんの一面なのかもしれない…。
見えないところで、誰がどんなものを抱えていて、どんな思いをしているのかなんて、本人以外には、わからない。
そして、キラキラだけの人なんてきっと、いないのだな。
でも、彼女のキラキラの裏側を知っていっそう、魅力が増して、人として尊敬できるところも見えたのです。
いいことばかりでは、人は素敵になんてならないんですね。
不調な時、不意にとんでもないことが振りかかる時。それこそが、時と共に人を輝かせ得る糧になること。
心に留めておこうと思います。