雇用ジャーナリスト、海老原嗣生さんのコラム(就職活動についてのコラムでした)に、「コミュニケーションの5要素」というのがありました。
コミュニケーション能力=人当たりがいいとか、人とうまくやり過ごせるといったイメージで、それが実際にどういうことを指すのか、漠然としていました。でも読んでみて、なるほどと思ったのです。
海老原さんが提唱するところの5要素とは。
①うまく話す能力(端的にわかりやすく語る)②うまく聞く能力(重要なポイントを聞き出す) ③配慮する能力(相手の気持ちを考える) ④関係を広げる能力(物おじしない、ずうずうしさ) ⑤関係を維持する能力(人を嫌わない、人に嫌われない)
そして、何もこの5つ全てに秀でる必要はないのだと。誰でもこのうちいくつか、あてはまるものがあり、そこを自分の強みとして伸ばすことが大切だと。
コミュニケーション能力は就職に限らず、生活する上でもとても重要だと思います。でも、個性があるわけで、誰もが得意とすることではないし、そうある必要もないというのを知って、気が楽になりました。