サッカー、野球、テニスなどの試合で、要は「球拾い」する人をボールパーソンと言うのですね。
息子が見ていたYouTubeで知りました。 それは、サッカーの横浜F・マリノスに所属するボールパーソン達のドキュメンタリーでした。 ボールパーソンは、プロの試合が間近で見られるとあって、それを目指す若者(マリノスであればユースチームの高校生)が従事するのだとか。
試合中、フィールドの外に出たボールを回収し、と同時に試合用ボールを補うことが役目。 その一瞬の出来事に「全速力で」対応する。 要は猛ダッシュ!するわけです。へぇ~…。まったく知らない世界でした。
憧れの世界を間近にしながら、自分の役割を粛々と行う健気な姿。シュートが決まって喜ぶ選手達を、羨望の眼差しで見るボールパーソン…一体どんな気持ちなんだろう。
「どんな気持ち」と言えば、息子のこと。 幼稚園から始めたサッカーを中学生になった今も続けています。小学生の間は「将来の夢はサッカー選手」と言っていたけれど。
中学生になって、クラブチームに所属する友達がいたり、部活で出場する市大会でも、もっと上手がいることを思い知っているはずなのです。 「高校はサッカーができる環境を見て決める」と言っているけど…どうするのかな。
「自分で決めていいんだよ」と言いつつ私、決定的なことを言うのが怖くて、逃げているなぁ。
折を見て、一緒に考えられるといいなと思いました。