ジャーナリストの池上彰さんが、ご自身の人生を踏まえて、働き始める若者へアドバイスするとしたら…という企画で、次のように書いておられました。
「働き始めると、つらいことに遭遇するでしょう。例えば人事異動でまったく異なる業務についたり、 考え方も人間的にも合わない上司についたり。 そんな時、退職を意識することになるかもしれない。そうなった時には、しばらく辛抱してみることも大事。」
『つらい環境に耐える力というのが、その後の人生にも生かせるのではないか』と思う、と。若者たちには「長い人生だからこそ、学び続ける力を鍛え、チャレンジする情熱を燃やしていくことが大切」と。 その助言に納得でした。
今は納得、でも、思うのです。例えば20代の私なら、どうだったか。そう言われて素直に聞けたかどうか。
自分なりに頑張っているのだから、今すぐ成功したい!夢につながる成果を得たい!と思う気がするのです。中には若いうちから成功して、輝かしい人生を進む人もいるので、そういう人を羨ましく思っていた気がします。
それも、若さゆえ。エネルギーだなぁと思います。
今の私には、そんな暇はない。与えられた場所、残された時間を意識できるぶんだけ、必然的に集中できてありがたいです。
さ、今日もがんばろう!