うららかな 春の日差しのもとで 木々の若芽も しだいにふくらんでまいりました。
六年生のお姉さま方 ご卒業おめでとうございます
「ご卒業 おめでとうございます」
・・・卒業式といって思い出すのは、小学校5年生のとき。
在校生として出席したときのことです。
ずいぶん前から練習をさせられ、楽しかった記憶はまったくないのですが、そのときの「在校生からの贈る言葉」。しかもその最初の一文だけを、今もはっきりと覚えているのです。
学年のなかで優秀で、しっかり者が何人か選ばれて、先唱していく。
私はそのあとを続く、その他大勢でした(笑)。
講堂に響く声。言いなれぬ文言。
「うららか」とか「木々の若芽」とか・・・若芽って、海草のワカメじゃないんだ~って感心したこととか。思い出せます。
今年は新型コロナウィルスの影響で、形を変えて卒業式が行われるところがほとんどだと聞きます。
ふだんどおりにいかなくても、そこで感じられることを感じ取って、次の世界に羽ばたいてほしいと思います。
見知らぬ卒業生の皆さんに、当時の私も手伝って、贈る言葉を思いたいです。