研修で行ったワークのひとつに「好きを極める」があります。
自分が好きなもの、好きなこと…それをなるべくたくさん書いていく。
その先に、自分の「本当の好きを考える」というものです。
今、ある方とバディを組んでこのワークをやっています。
1か月が経ちました。毎朝(夜でもいいのですが、なるべく決まった時間に行うこと)、数分でいいので時間をとって、自分の好きを考える。
自由に、です。今日はこのこと…と思ってやってもいいし、前に書いた中から深めてもいい。
そんなワークをやっている時に、読みかけの小説からこんな一文に出会えて、嬉しくなりました。
『才能っていうのはさ、ものすごく好きだっていう気持ちなんじゃないか。どんなことがあっても、そこから離れられない執念とか、闘志とか、そういうものと似てる何か。俺はそう思うことにしてるよ』
「僕には才能がない。少なくとも今の段階で必要なのは才能じゃない。
そう思うことで自分を励ましてきた。」
…そんな主人公に対して、先輩の調律師さんが言ったセリフでした。
たまたま手に取った小説で、読んでいたのですが、偶然とは思えない出会いに、ちょっと鳥肌が立ちました。
こういうことひとつも、自分が引き寄せているのかもしれないと思ったのでした。