絵画展に行ってきました。
神津善之介さん。スペイン在住の画家さんです。
知り合いの方を通じて教えて頂いて、伊勢丹新宿店での展覧会にはこれで3度目。
写真?と思うほどの繊細なタッチが印象的で、本当に素敵なのです。
スペインは日本以上にコロナの影響が深刻で、このような状況下で絵画展を開くことについて、大変悩まれたそうです。
「人はそれでもいつか再び歩き出さなければならない。」
…自問自答の末、こんな時だからこそ、と開催を決意したとのメッセージがありました。
足を運んだ昨日は最終日。仕事を終えて、大急ぎで向かったので終了30分前でした。
お客様はまばらだったので、ゆっくり眺めていると、なんと善之介さんご本人がいらしたのです!
会場の隅のほうで、後姿だったので最初は気づきませんでしたが、恐らく売却された額の裏に、何やらメッセージを書いておられました。直筆のメッセージなんて、購入された方はどんなに嬉しいかなと思い…お話してみようかなと思ったのですが。係りの人とやりとりしながら作業されている様子に、すごすごと引き下がってしまいました。
あとになって、激しく後悔。せ~っかくご本人と話せるチャンスだったのに!!
どうして画家になろうと思われたのか、
繊細なタッチはどこから生まれたのか、
絵を描くことがどれくらい好きなのか、
スランプに陥ることはないのか、
調子の悪いときはどうしているのか…。
聞きたいことはいくらでも思いつくのでした。が、もう遅い。「チャンスの神様には前髪しかない」を思い出しました~!