プロサッカー選手、岡崎慎司さん。日経のコラムに、そのストイックな心情がつづられていました。
昨季限りでウエスカとの契約を満了し、新天地を探していたところ、コロナ禍で移籍先探しは困難を極め、帰国して約2か月の自主練。日本での生活は当然、居心地がよく、競争から離れた毎日は平和で、でも「それでは物足りない」と。
「僕はヨーロッパにこだわる。それは厳しい競争に打ち勝つことが、何ものにも代えがたい刺激があるから。」
あ~、すごいなぁと思ったのです。自分を見て、自分をあきらめないで、自分に妥協しないでやる姿勢。
苦しい状況に立たされるといつも、自問自答するそうです。「ここからはい上がってこそ、選手として認められる」と。自分への言葉がけが、そういうことなのですね。
結果、すでにシーズンがスタートしているチームへ合流することを決めたのですが、そしてこう振り返っています。「日本での2か月の間に乾ききったものを満たすように、ボールを蹴った」と。
私の話になりますが、つい先日のこと。とても尊敬しているある人からの一言、「さびついている」と言われたのです。
傷つけられたわけではなく、愛情をもってずしりと言ってもらった言葉。さて、ここからを考えていきます。