最近のテーマが「感謝」です。わりと頭から離れないので、この文字と響きとが、嫌になっているほどです(苦笑)。
心理学者のロバート・エモンズ氏とマイケル・マッカロー氏は、一連の研究の中で、被験者を2つのグループに分け、1つのグループには「ちょっとしたことでもいいので、毎日、感謝できることを5つ書いてもらう」という実験をしました。
被験者は、感謝の対象として、両親、ローリング・ストーンズ、朝の目覚めから神に至るまで、ありとあらゆることをリストに書き込みました。
毎日たった1~2分。こうして感謝する時間をとったことは思いもかけない効果をもたらしました。
感謝できることを考えたグループは、何もしなかったグループに比べて、人生をもっと肯定的に評価できるようになっただけでなく、幸福感が高くなり、ポジティブな気分を味わえるようになった、と。
この「幸福感が高くなった」が私の求める要素。いくら感謝をと思っても、気持ちがついていかないのです…。
でもこの月火の研修で、自分なりに「やりきった」ことで、そのあとは理屈ではなく、ふわ~っといいものを感じられることがありました。
目の前にいる子供たちの他愛ない会話。家族ぶんの洗濯物を見て、これをゆっくりたたんでいいんだ~という余裕。
コラムには「最終的に、感謝をしていた人々はよく眠るようになり、より多く運動するようになり、身体的な不調も減ったのです。」とありました。
効果を期待して心がけるというより、もっと根本的なところで、ありがたみをしみじみ感じることを大事にしたいです。
今日はどんな一日でしたか?