5月病=この春の場合は、ちょっと特別なようですね。コロナの状況が落ち着いてきたことから、「リアル」のことが始まった…例えば大学の授業や、仕事も、実際に出向いて会って行うことができるようになったことで、「対面疲れ」に悩む若者が、相当数いるのだそうです。
へぇ~!と思ったのが、「生で講義を聞くと、ゆっくりすぎてイライラしてしまう」というもの。これはこの2年ほどは2倍速で聞いていたからだとか。動画配信=倍速で視聴するものなんですね。
それは、「コスパ」ならぬ「タイパ」が大切だから。
今の時代の若者には属しませんし(笑)、その感覚はわからないなぁと思ってしまいます。
でも、想像はつきます。あふれるコンテンツ、情報の中で、それを知らないことでまわりから取り残される恐怖。ちょっとでも新しいもの、斬新なものを知っていたいという思い。
…次元は違うかもしれませんが、小学生の頃、みんなが見ているテレビ番組を見せてもらえなかったりすると、なんとも心細かったです。見ていないと言えず、話を合わせたこともあったなぁ。
みんなから取り残されるって、それなりに恐怖だったなぁ。
年を重ねることに、その感覚から離れられて、楽になったなぁと思いました。