「ジェンダーフリー」と言う言葉をよく聞くようになりましたね。男女平等、女性も男性と同じように活躍することには、賛成です。
ですが、男女それぞれ、脳・体の構造が違うので、精神構造にも違いがあって当然と思うのです。どちらかにスパッと分けられないとしても。
とても繊細なテーマだと思うので、書き方が難しいと感じていることをお伝えした上で…漫画家の里中真智子さんの文章に、なるほど!と思うことが書かれていました。
少女誌は、読者の年代別に好まれるテーマが異なるのだそうです。それに対して青年誌の場合には、世代間の好みの違いはなく、うけるシーンは全世代で同じ。それは「闘って勝つ!」場面だと(笑)。
これに納得でした。男性のほうがロマンチストで、女性はリアリスト、ということもよく言われますよね。
私は娘と息子とそれぞれを育てるなかで、娘は「今やるべきこと」がわかるのですが、息子は「目の前のこと」が大事になっている。
理屈が通じる(通じなかったとしてもおとなしく聞いている)娘と、長い話は聞いていられず、すぐにそわそわ落ち着かない、どうかすると言い返してくる息子(笑)。小さい頃からその違いに、面白いなぁと感心していました。
男だから、女だからという発言も、考え方もよくないなぁと思いつつ、お互いに相手をよしと思えたらいいのではと。
娘も息子も、良さが違って、どっちがいいなんて決められないなぁと思うのです。ありがたいなぁと思っています。