仕事の話ですが、月曜に控えているオンラインイベントに向けて、もろもろ準備中です。
当日、社長の話をお客様に聴いていただくのですが、その前座、つまりティーアップとして私が話をするのです。目下そのティーアップ原稿に苦戦しております。
ほんの5分にも満たない時間ですが、どんな話も「ティーアップしだいだ」とも言われ…。
一昨日のブログで、瀬戸内寂聴さんの記事を書かせていただきました。文章の上達法。
「書く」と「話す」ではもちろん違うのですが、共通することも大いにあると思います。
例えば、寂聴さんのおっしゃる「うまく書こうと思う心を捨てること」。これは何に対してもそうですが、うまくやろうとするぐらいなら、余裕なく必死にがんばったほうが伝わるのですよね。
私は今、話すことで人前に出ることが多いのですが、現場が続いて叩き上げられたおかげで、ふっとわかるようになったことがあります。
その1つが、スピーチ原稿を作るなかで、「これ言いたい」が必ず出てくる。そこをどれだけ削るか。
そしていかに「具体的に」伝えられるか。具体的でないと聞いていて何も残らないので。
そしてスピーチというと、原田マハさんの『本日は、お日柄もよく』が浮かびます。大好きな作品で、時折、読み返しています。