春を前に、受験生に区切りの時が訪れています。
個人的には、小学生の背中にどこぞの塾に向かうであろうリュック姿、手にはお弁当バッグを手にした様子を見ると、「こんなに小さな背中に、受験という現実を背負ってるんだなぁ」と。「がんばれ~!」と思ってしまいます。
私が子供の頃は、中学受験は特別な家庭の子供がするものでしたが、今ではごく当たり前の選択肢のひとつだそうで。受ける子供の割合が増えていることもあり、第一志望に合格できるのは、全体の3割に満たないそうです。
・・・となると、嬉し涙よりも悔し涙を流す子供たちのほうが、断然、多いのですね。
『涙』という漢字。
分解してみると「大きな戸びらを開いた人のみが流すもの」と読み解くことができます。
戸びらの大きさは、思いの強さ。そう捉えたいたいです。
個人的に、第一志望に受かった経験は・・・。
その気持ちもどこかで、味わってみたかったなぁ(笑)。
でも、結果よりも「どれだけの思いを持って、戸びらに向かったか」。
そこを大事に、そこが大事と、心から思える私でありたいです。