映画監督の安藤桃子さんのエッセイに、納得する言葉を見つけました。
コロナのために突如、訪れた新生活。世界中の人々がそれを一同に経験している今が、「それぞれの立場で、目線で、通り抜けているこのトンネル」と。 なるほど…「トンネル」か。 今の自分にぴったりとハマりました。
新しい挑戦、変化する状況、先が見えないこと…ほとんどの人はこれが不安材料となり、ストレスになるそうです。私ももれなくそうです(笑)。
コロナ禍であっても、仕事がある現状は、とてもありがたい。でも、変化を求められるわけです。もはやコロナ前と同じようにはいかない。
テレビを見ていても、飲食店の様子ひとつが様変わりしていますよね。座席の間に距離を取ったり、透明のシートで飛沫を防いだり。テーブルや椅子をアルコールで消毒する様子も、必ずと言っていいほど出てきます。
ただでさえ大変な状況なのに、新しい物を買って、一つ一つやっている様子を見ると、つくづく偉いなぁ~って思ってしまいます。
私のいる会社も、仕事のやり方ひとつ、そして会社として向かう方向性も、大きく・新しく変わろうとしています。先が見えないなぁって悶々としていましたが、そうか「トンネル」なんだ!
いつか抜ける日が来る、でもその先は、過去に戻れるのではなくて、新しい世界。 そこでどう生きたいのか、未来を描くのが今なのだな~と。 ストンと腑に落ちたのでした。