新生活スタートと共に、片づけをされている方も多いのではないでしょうか?我が家ももれなくそうです。
そして、片付けながら出てきたCDを聴いて、ここしばらくはまっている娘。
ゆずの「カナリア」という曲、ご存知ですか?
中学受験も終盤という頃、塾の先生から「自分のテーマになる曲を決めてごらん」と言われ、その時に娘が選んだのがこの曲でした。
どんな気持ちだったのかな…。今また聴けるという意味では、嫌な気持ちばかりではなかったのかもしれません。
娘は我慢強くて、不平不満をほとんど口にしません。特に、渦中にある時には。
中学受験の最中も、終わって第一志望にも滑り止めにも落ちて、1校だけしか受からなかった時も。ほとんど何も言いませんでした。数年後の今になってようやく、受験生を見ると「あの時はつらかったな~」と言っています。
本当につらいなら、言ってくれたらいいのに…。親ならそう思ってしまうところですが、本当につらい時ほど、あるいは親に心配をかけたくないと思えばなおさら、言えないのだと。いじめにあっているお子さんのほとんどが、そうだと聞きました。
これを聞いてから、何か言ってくれたらその時は、どんなことであっても、まずは責めず叱らず、「よく言ってくれたねぇ」と言おうと決めています。
さて、ゆずの「カナリア」じんわりと心にしみる曲です。歌詞を一部、抜粋してご紹介しますね。
明日の空は何色に 染まってゆくのか
いつか僕らも羽ばたける そんな日は来るの?
時の流れは早すぎて 消えてしまうよ
握りしめてる約束 果たせないままで
なりたかった 焦がれた未来 ここになくても
うたおうカナリア
声にならない 想いがあふれ 涙は流れる
どんな時代へ変わり続けても
いつまでも君だけに聴こえるように
響け 泣いてないでほら見上げてみろよ
何度だってまた明日の空へ 飛び立とう