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「はい」の返事  

息子、中1の夏。
なんかかんかと口ごたえ…とまではいかないのですが、言い返してきます。

あんまりひどいので、つい「あのさ、たまには『はい』って言えないの?」と聞いてみました。
それにもなんかかんか、返してきましたけど。(すでに忘れましたが、笑)

 ある塾の先生のコラムにありました。
思春期とは。

『親から見て、子どもが何を考えているのかわからないからこそ、「思春期」なのです。
それは順調に成長している証拠です。
あとは親がその状態に「慣れる」こと。
難しく考える必要は何もありません。』

うーーん、そうか。「慣れる」のか…。

でもそのあとに書かれていたことのほうが、納得できました。

『子どもにとって、親は世界に1組しかいません。
友達は世界中にたくさんつくることができる。
それなのに、親が友達になってしまったら、
家庭から親がいなくなってしまいます。

そうなったら、誰が子どもを叱り、時に意図的に壁となり、子どもの成長を促す役割を担うのでしょうか。』

  友達みたいな親子になりたい、とは思っていませんでしたが。叱るのって疲れるし、何ごとも、なんとなく容認していました。

 特に日中、仕事で出かけてしまうと、その間どうしているのか見えないというのが、言いづらさに拍車をかけて…。

でも、夏休みも残りわずか。せめて『宿題、やったの?』ではなく『宿題、やろう!!!』と言ってみたいと思います。

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