~久々の更新をお詫びいたします。(トホホ)~
先日のグループ勉強会でのこと。「応援」という言葉から考えて、一人ずつ簡単にスピーチする時間がありました。
短大時代。ちょっと厳しいH先生という女性の、英語科の主任の先生がいたのです。どう厳しいかというと、レポート用紙のホッチキスの止め方ひとつにも、流儀があって。
「左上・斜めに、ホッチキスの芯と用紙の角がきれいな三角になるように」と直される。
その時は「ひぇ~ッ」と思ったけれど、そういうことひとつ、丁寧にやることを叩き込んで下さった先生でした。
そのH先生の研究室で、なぜだったか…2人きりで話をする機会があったのです。恐らく進路相談だったのかなぁ。そこでH先生が不意に言われたのです。
「あなたはね、遅咲きなのよ。」と。
あまりに唐突にそう言われたもので、ものすごく傷ついたことをおぼえています。
なぜって、その時の私は、希望するところに就職したくて、すぐにでも咲きたかった(笑)。
それなのに「遅咲き」って、一体いつ咲けるんだよ~と思って。
しかも、
「私の教師人生を賭けてもいいわ、間違いないから」って。トドメまで刺されて(笑)。
だけど、なのです。
今になっても忘れられないその言葉。不意に思い出しつつここまで生きてきて、「遅咲きって言われたからには、まだまだいける」と思える原動力になっているなぁ、と気づいたのでした。
こう考えてみると、とっても温かくて深い応援のメッセージをもらえていたのかもしれません…。