その他

冬日(ふゆび)

冬の日はうすいけれど
明るく
涙も出なくなってしまった私をいたわってくれる

八木重吉さんの詩です。

生まれて初めて、冬が少し好きだなと思えています。

それはピンとはりつめた空気の中で感じる、空の淡い水色が、とてもきれいだなと思ったので。

「うすいけれど明るい日」の光、それが生み出す空の色ですね、きっと。

寒いのはとにかく苦手なのですが、あわただしく過ぎる毎日、流されないように、しがみつくようにしているときっと、あっという間に春になる気がしています。

幸せのかたち前のページ

天音展次のページ

PAGE TOP