突然ですが、実は私、中学時代はソフトボール部に所属しており、当時は夢中になって高校野球を見ていました。甲子園球場に観戦にも行ったし、宿舎にファンレターを書いたこともあるほど(笑)。
いつしか、選手たちが年下になり、今では息子ほどの年齢に!
さて、その高校野球甲子園大会の強豪校で知られる大阪桐蔭、西谷監督のインタビュー記事を読みました。
有望な中学生を求め、しばしば各地へスカウトに出向く。一体どういう選手を求めているのか?という質問に対して。
「うちに来る子たちは、中学までは補欠になった経験のない、エースで4番のお山の大将ばかり。それが入部すると半分ぐらいは補欠になる。だからこそ、うまくいかない時ほど頑張れる子であるかどうかが大切」と。
この答えになるほど、と思ったのです。
何でもそうですが、いい時、のっている時に注力することは容易い。むしろ、うまくいかない時、スランプに陥り、先の見えないトンネルに入ったような心境の時にこそ、その人が試されるのですよね。
西谷監督は、苦節30年。今でこそ中学球界の指導者達から寄せられる信頼が、新たな逸材を引き寄せている。それは部員一人ひとりとしっかり向き合い、誠実に「人を大切に扱う」姿勢を貫いているからなのだと。
「うまくいかない時ほど、がんばれる人」に。
私もなりたいです。