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女子大が担う新たな役割

 日本女子大の学長が執筆された「女子大は多様な性の居場所」という記事を読みました。

 北米の名門女子大の取り組みを発端として、日本の女子大でも性的少数者(トランスジェンダー:TG)を受け入れる動きが広がり始めているそうです。
2018年以降、日本女子大、お茶の水女子大、奈良女子大などが受け入れを表明したとのこと。

 「トランスジェンダー」とは最近、聞くこともある言葉ですが、自分で思う性と身体の性が一致しないことを言います。

個人的には、身近にそういう人がいたら、理解したいとすごく思います。ただ、何よりも知らなさすぎるので、少しずつでも、情報を得ていきたいと感じているところです。

 話を記事に戻しますが、そもそも女子大とはこれまで、戸籍上の女性のみを受け入れてきたわけですね。
それが、日本女子大を例に挙げると、2015年に性同一性障害の児童が受験を希望したことを契機に検討を始め、2020年に4年後から受け入れが決まったとのこと。

検討を重ねてきて、ようやく決まって、けれど受け入れられるのは4年後…。遅すぎると思うのは簡単なことで、時間がかかるのですね。

しかも、同様の取り組みは全国的に見ると一部に過ぎず、宗教上の理由や同窓生らからの反対などで検討が滞る大学は多いのだとか。

 今後はTGだけでなく、国籍、文化、宗教、年齢などの様々な属性を持つ人たちを受け入れ、安心できる居場所となれるよう、新たな役割が求められていると、書かれていました。

 女子大に限らず、社会として、受け入れる姿勢、体制づくりが進んでほしい。ドラマや映画で同性愛をテーマにしたものも多くなっていますしね。

 個人的に差別する気持ちはなく、ただそれが社会として進んだ場合に、どのようなことが求められてくるのか。どのようなことになっていくのか。知りたいなと思っています。

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