先週、8都道府県を除く地域で緊急事態宣言が解除されました。 まだ神奈川も東京も予断を許さない中、必要だからこそ制限される状況をわかりつつも、公園の遊具にテープが貼られていたりするのを目にすると、何とも言えない気持ちになります。
大人であっても、やりがいや楽しみを感じられる体験が減る一方の今、身体よりも先に心が弱ってくると感じます。
ここで、ある看護師さんの言葉です。(新聞記事より。残念ながらお名前はわかりません)
「小さい喜びをシャワーのように浴びるのがよい」と。
まさにその通りだな~。納得しました。
そういう私は30代、絶不調だったころがあって、この感覚からとても遠ざかっていました。 特別なことが起きることが幸せだと。そうでなくては喜べないと、何かにつけて不満に思って、心が腐っていました。
でもこの言葉のように、なんでもないことのような、ささいな、小さな喜びが幸せにつながると、今では本当にそう思います。
家のなかの他愛もない会話、コンビニで買ってきたアイスを美味し~いと食べる、ふだんだったらできない早い時間にお風呂に入る(夕方5時すぎとか笑)などなど。
「小さい喜びをシャワーのように」
・・・今このような時。大人の機嫌に左右されてしまう子供たちに、一番それを感じてほしいと思います。
私の時、コロナはなかったけれど、子供たちに対してそうできなかったので、反省を込めて。
今ますます大変でしょうが、コロナ以前であっても、核家族化した現代において、子育ては時にとてもつらいものでした。
今だったら「どんなに手抜きしてもいいから、ママは笑っていればそれでいい!」と思います。いえ「ママは笑えなくてもいい。子供はわかってくれている」と思います。