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悲痛な…

 ニュースのひとこまでした。旅行会社の男性、70才近いように見えました。

今、政府のgo toキャンペーンで、東京発着が除外されるとなったことを受けて。せっかく入った予約がまたキャンセルに。混乱も生じ、自分自身がわけがわからない中それを、お客様に説明しなくてはならない。

その「今」を語る言葉がとても切実で、悲痛な叫びに聞こえました。

「予約がないということは、仕事がないんです。がんばろうって思うけど、やることがないでどうがんばるか…」

従業員を抱える身で「バイトでもしてとにかく収入をと思うけれども、何をすればいいか…」と。なんとも、見ているだけで苦しくなる告白でした。

つくづく思いました。大変でも、頑張れる「何か」があることは幸せなのだと。

仕事がない中でどう頑張るのか。途方に暮れるとは本当に、こういうことですよね。

本当に大変な世の中だと思います。それでも、どんな状況でも希望を見出せる人もいます。「明日は今日よりも素晴らしい」と信じて、小さな幸せを感じて、前を向きたいと思います。

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