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一瞬に永遠を感じる

 ピアニストの仲道郁代さん。演奏をしていると「曲の中にある一瞬に、永遠を感じる音がある」と。

音楽は時間とともに流れていく芸術であり、終わりがあることを知っているものなのに…。でも、感じたことは時に、永遠に残りますよね。

 私はこの連休中、娘と一緒に宝塚のライブ配信を観ました。ロミオとジュリエット。コロナ禍ならではの観劇スタイルを初体験でした。

久しぶりに、ゆっくり味わった宝塚の世界。とってもいい時間でした。独特の美、歌やダンスの技術。こうして、観る側に感動を伝える人たち。

浸りきった後には、少し寂しさというのか、現実に戻るむなしささえ感じました。数年前からかな…感動すると、それはそれでとても幸せな感覚なのですが、なんだかむなしくなってしまってそれを引きずるのです。ちょっと困っています(笑)。

 うっとりと浸った感覚と、その後の何とも言えない寂しさも含め、きっと永遠に残ると思います。娘とソファに並んで観たことも。

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