個人的にスポーツにはあまり関心がなくて、新聞欄でも読み飛ばすことが多いのですが(勝手なことでごめんなさい)、たまたま目に留まったウィニングボールの話。
ロッテの佐々木朗希選手(19)。5月27日、甲子園で行われた阪神戦に先発、プロ初勝利を挙げました。地元の岩手県大船渡市でTV観戦をされていた母・陽子さんは、球団を通じてコメントを伝えました。
「ヒーローインタビューで、ウイニングボールをどうするのかと聞かれて『両親にプレゼントします』と言ってくれたことが嬉しくて号泣しました。私だけではなくて「両親に」と言ってくれたのが、本当に嬉しかったです。」と。
「援護をしてくれた先輩方。そしてこのような舞台を用意してくださった首脳陣の皆さま、温かく見守り応援をしていただいているファンの皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです。今日は本当にうれしい一日となりました」と語りました。
佐々木選手は、小学校3年生の時、岩手県陸前高田市で東日本大震災に被災。父・功太さん(享年37)を津波で亡くされています。
その生い立ちを知り、胸がいっぱいになり、思わず涙しました。言葉にならず、ただただ、この話をシェアしたいと思いました。