ずばり、「想像力は生きる力」。
そう語るのは作家の角野栄子さん。
その作品は、アッチ、ソッチ、コッチ…のおばけシリーズ。
それから、「魔女の宅急便」も有名です。
現在87歳になられたそのお姿は、
とてもとてもお若い!
真っ赤なフレームのメガネがよくお似合いで本当に素敵です。
温かな笑顔が印象的ですが、
実は5歳で実のお母様を亡くされていて、
「お母さん、家の中のどこにいるんだろう?」と、今でもその感覚が抜けないのだとか。
心根に悲しみを秘めているからこその、
温かな文章や笑顔なのだなと思います。
そんな角野さんは、
「言葉は絵で、絵は言葉のようなもの。」
とも書いておられます。
「言葉があらわす風景を大事にしたいと思ってきた」と。
私事ですが、実は今、仕事で「将来像を描くこと」が宿題になっているのです。
どうしても目先のことにとらわれてしまう。頭をやわらかくして、思い切ったことを想像する、発想するのは苦手…。
宿題を前にして、うーんと思っていた私の前に現れたのが、この角野さんの記事でした。ドキッ!!
「想像力は生きる力」か。
宿題云々じゃないな。それ以前だな。
よし、言い訳せずに!考えてみよう!と思ったのでした。