元 厚生労働次官、村木厚子さん。かつて厚生労働省の局長時代に、えん罪に巻き込まれて有名になった方、というのが、いまだに印象的です。
村木さんは小さい頃から本の虫で、164日間に及ぶ勾留生活でも、なんと!149冊もの本を読まれたのだそうです。
「読書が精神安定剤になった」と。
すごいと思いました。
そんな時に、読書に集中できるなんて。
本当に集中力がある人と言うのは、環境に流されずに自分を保てるのですね。
そして、もうひとつ。女性は自分の実力を過小評価しがちだと。そんな時、村木さんは「少し力が足りないと思っても、そのポストに就いたからこそつく力がある。」と言われます。
本当にそうですよね。ちょっと背伸びしてでも頑張ると、ぐっと力が付くと感じます。
その時はしんどいけれど、あとになって「よかった」と思えるような。時にはそんなふうに注力したいです。