美術史家 秋田麻早子さんのコラムに書かれていたこと。
子どもの頃は苦手だった食べ物、年を重ねてやっとその魅力がわかるようになることがある、という話です。
秋田さんは「ぬた」が苦手で、小さい頃は食卓に出されると、かまずに飲み込んでいたそうです(笑)。
それを、ついうっかり食べてしまった時、あまりの美味しさに驚き、しかも体にも美味しいのにヘルシーである食べものだと知り、素晴らしい料理だと、その魅力に気づいたそうです。
確かに、子どもの頃は苦手でも、その後、気がつくと食べられるようになるものってありますよね。私はとても好き嫌いが多かったので、挙げ出したら止まらなくなるぐらい、「今は食べられるけど」シリーズ、あります!
最近では柿!頂きものの上等な柿が美味しくて、食べられるようになり、ついにこの秋は自分でも買ってしまったほどです。 嫌いだったのに、食べたくて買うようになるってすごくないですか?
オレンジ色にツヤツヤとした柿が、「すごいねぇ」と言っている気がします。