ジャーナリストの池上彰さんと、大学生とのやり取りが新聞に出ていました。
「役に立たなくても、よいと思うことを研究しなさい」という言葉について、学生さん達から非常に反響があったそうです。
「役に立つ、の呪縛」と表現されていましたが、そこにとらわれ過ぎてしまう、と。
真面目な考え方ですよね。
「役立つ」より「面白い」の視点を大切にしたいと、改めて思う。その気付き。
20代の若者でもそう思うとは…ちょっと意外でした。本当に純粋に、楽しいから勉強するのって、小学生ぐらいまでなのでしょうか?
(もちろん、個人差はあるでしょうが。)
そしてもう1ついいなと思ったのは「学問は見える景色を変える」という言葉でした。素敵だなと。
『植物の名前をひとつ、星座の名前をひとつ知っているだけで、世界は豊かになる。』
→学問をすると、身の回りのものに知識、付加価値がついて、見える景色が面白くなる、と。
そんなふうに捉えるみずみずしい感性を、とても羨ましく思いました。