なんとも爽やかなガッツポーズの写真に、見入ってしまいました。
フィギュアスケート女子の紀平梨花選手。 右足首の負傷で、昨シーズンは「全休」だったそうです。それが、10月下旬のカナダでのグランプリシリーズに復帰し、心からの笑顔でガッツポーズをされていました。
自己ベストに50点以上も及ばず、結果は5位。それでも「やってきたことを出せたのは次に生きる」と語るその言葉からは、着実に一歩を進んだという思いが感じられました。
氷の上に立てない時期を経験したからこそ、そこから這い上がった人の強さでしょう。「少しの我慢や苦しさはなんともない。」と。すごいですね~。
ちょっと違う話になりますが、仕事で関わっている方で、足腰を悪くされている方がいます。間もなく手術を控えておられるのですが、痛み止めを飲んでも利かず、常に痛みがあると。
でも、笑顔なのです。それに仕事はもちろん、自分と家族のためにも人一倍のことをされている。痛いのに、つらいのに、どうしてそこまで?と思ってしまうほどです。
でもその方が「痛いのはもう慣れっこ。夜は睡眠薬をのんで眠るの。痛くても昼間に動き回っているから、パッと寝られるよ」とおっしゃるのです。
私が思わず「私なんてどこも痛くないのに、とてもそこまで頑張れません」と言ったら「どこも痛くないって、いいな~」と。
ひどくつらい状況でも自分を励ましつつやっている人は、先ほどの紀平さんの発言にあるように「少しの我慢や苦しさはなんともない」と言えるのですよね。本当に尊敬です。
私はまだまだ、まーったく修行が足りないなと思いました。