日経ウーマノミクスプロジェクトの会員1400人を対象としたアンケート調査で、20代以降~幅広い世代の女性で、今この3月以降に在宅勤務をした人たちの7割が、在宅勤務を「続けたい」と回答したとありました。
続けたい派の意見には、「通勤時間を有効活用できる」「仕事に集中できる」「親の介護と両立できる」「洋服や化粧品にお金がかからない」(←そうそう!)「自分の仕事が終わればすぐ終業できる」など、私も読んで納得でした。
そして反対派は「子供がいるので集中できない」「仕事をする環境が整っていない」「後輩への指導が対面でないと難しい」「一日中パソコンに向かうのがつらい」など。
…そうですよね~、やっぱり一番のキモは、子どもの年齢ではないでしょうか。ちなみに我が家は上が中学3年、下が小学6年になるので、もう手はかからず、勉強もそれなりに勝手にしてくれるので、本当に恵まれていると思います。幼稚園・保育園世代~小学校中学年ぐらいまでのお子さんを抱えての在宅勤務は、つくづく大変だと思います。
個人的には、在宅勤務が始まって最初は、「仕事に集中できすぎる」ことに戸惑いました。ドアを開けたらパッと家事に切り替われてしまうことに。これは恵まれていることなのでしょうが、一方で「働きすぎにならない工夫」は、企業側が在宅勤務をする社員に真っ先に配慮すべきことだそうです。まじめな日本人ならでは?!
世の中の動きとして、今後がらりと変わる、今が大転換期であることは間違いないですよね。2年後ぐらいの世の中は、どうなっているのか。
いずれにしても、あえて言いますが「女性」が仕事に打ち込める時期って、すごく短いと思います。今後という意味で広くとらえれば、男女ともに。育児、それがなくても介護。あるいは両方とか。そのどちらともにあたらない時代は、子どもの教育費にものすごく吸い取られたりするわけで。
効率よく仕事ができる「在宅勤務」が主流になる世の中は、明るいと信じたいです。そのためにも今、いかにしなやかに定着させるかが勝負だとも思います。他人事じゃないぞ!