マダネプロジェクトという「子供を産まない人生を選択した女性」を支援するプロジェクトを知りました。
代表のくどうみやこさんの考え方、プロジェクトの存在に感激して、思わず出したメールがきっかけで、事務局のスタッフの方お2人とZoomでお会いできることに。
そもそも私には子供がいますので、真逆ともとれる立場です。でもその声を聞いてくださるという、ありがたい時間でした。
その「取材」の時間を終えてみて、自分の不甲斐なさを痛感しました。初対面の方たちを相手に、自分の考えを伝えることの難しさをすごく感じました。
お二人ともすごく気さくで、受け入れて下さる感じがしたのでガードが外れ、ヒートアップした私。
「子どもを育てて一人前だとか、そんなのぜんぜん違いますよ!!」…と、しばし熱く語ってしまったのです。良かれと思って。あちら側を立てるというか、そんなふうに非難される人のことを、どこか守るぐらいの気持ちで。いいこと言ってる~私!!そう思って言いました。そして、つくづくバカをやったことにハタと気付いたのです。私の語りの後に返ってきたのは。
「ん~~~、あの、藤田さんはどちらにお住まいですか?」という質問。え??…ハテナだらけの頭で答えた私に、なお穏やかな声が。
「そうですか、いやそうですよね~。あのこれ、もっと田舎というか、地方にはまだまだ、結婚して一人前、子どもを産んでなんぼという考え方が根強いんですよ。」と。
あ~そうか~!!!そう思ったときにはもう遅い。
お二人とも、その瞬間すっと引いてしまったのがわかりました。私の狭すぎる考えも、それが相手(子どものいない女性)にとって、響く発言でもなんでもないことも、感じました。あーぁ。
「いいことだから」と思っていうことは、たいてい相手によく伝わらないですね。それは相手のために言うのではなくて、自分が言いたいだけだから。私これが多いなぁと感じます。
あ~やってしまった。でもだからこそ色にいろんな意味で貴重な経験でした!