バレエダンサーの熊川哲也さん。亡くなられたお母様のことを書いておられました。
肝臓がんが発覚して、余命3か月と言われても、ロンドン公演が目前に迫れば「お客さんが待っている」と背中を押してくれるようなお母様だったと。
56歳の若さで亡くなってから、どれだけさみしがり、悩んでいたかをお父様から聞かされたのだそうです。
たまらないですよね…。
熊田さんは15歳の時、バレエ留学のため海外に旅立つのですが、お母様は空港で見送った後、「くずれ込むように泣いた」のだとか。その思いを想像するだけで、あぁもう胸がつまります。
突き放すように「頑張っていらっしゃい」と背中を押すことって、なかなかできない…。本当にすごいなぁと思います。