珍しく、今日あった出来事を書こうと思います。
今朝の電車内。いつも女性専用車両に乗るのですが、今朝は少し混んでいたので座れず、ドアのところに立っていました。
(乗ってくる人の邪魔にならないように…と思いながらも、あそこに立つと楽なので、やめられません。)
ちょうど私の向かい側にもう1人、やはりドアのところに立っていたのは、若い女の人でした。あとで女子大生だとわかるのですが。
その人が、なんだかふらついているなぁと思って、最初は眠いのかと思って見ていたら、そのうちふら~っとその場にしゃがみ込んでしまったのです。
明らかにおかしいと思ったけれど、すぐには動けなかった私。でも変な体制で座ったまま、呼吸が荒くなったので、慌てて駆け寄りました。
「大丈夫ですか?貧血か何か?」
と聞くと、目をうっすらと開けて頷いてくれ、 「次の駅で一緒に降りましょう」と言って待ちました。急行の車内。停車するまでが長く感じてヤキモキしたけれど、本人はそのままぺたりと床に座り込んでいて。
それが、心配になるほど短いスカートだったのです。まぁ女性しかいない車内ですから、よかったわけですが。
それで結局、彼女を起こして支えながら降りたのですが、
「あの、大学の講義に遅れられないので、外の空気を吸ったらすぐに乗ります」
と言って、彼女はまた同じ電車に乗り込んだのでした。
私はちょうどそこが降りる駅だったので、そのまま歩き出し、もっとできることがあったんじゃないか、と思っていました。
さっと渡せる何か、血糖値があがるような食べ物でも持っておけばよかった。
これからの季節なら、塩あめかな。あめは溶けるから、塩分チャージのラムネみたいなタブレットにしようかな。などなど。
それにしても…とっさだと、身動きが取れないものですね…。
自己満足ですが、話しかけられてよかったなぁと思いました。
その一瞬だけでも、私の存在にホッとした表情を見せてくれたことが嬉しかったです。