おすすめの本

不調の時に響いた本

久々のブログです(^^;)

 自分の調子がいまいちだなぁって、感じるサインはありますか?
私は新聞です。毎日きっちり読むわけではないのですが、調子がいい時は、なんでもないような記事を目にしても「これは!」と切り抜きたくなります。ブログにつながるヒントがいっぱい!と感じるのです。
それが、調子が悪くなると、字面だけ追っていたり、読んでも何も感じないことが多いです。ひどいとどんどん溜まります(笑)。

最近、いまいちだなぁ~と思っていて読んだ、上橋菜穂子さんについての本。
『物語ること、生きること』がとても良かったです。
ずしん、ずしんと、心に響いてくる箇所がいくつもありました。
一部ですが、ご紹介したいと思います。

☆自分は正しい。そう強く思うときほど、注意深くなろう。物事は、深く考えれば考えるほど、どちらとも言えなくなるのだから。

☆つらいとき、自分の外側に出て、「人生という物語」の中を、いま生きている自分を見る。そうしていると、つらい、悲しいことだけじゃないな、喜びもあるよな、と気づいたりする。

☆経験は大切です。でも、べつに、人と違うことをたくさんしなければいけないということではなくて、むしろ、人と同じことをしていながら、そこに人とは違うものを感じ取ることのほうが大切だと思います。

なるほどなぁ~って思えて、そう思えている感覚が嬉しかったのでした。

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