仕事や勉強をしていて、まだ完全には終わっていないのに、「だいたいできた」と考えることはありませんか?
はい、私、よくあります(笑)。正確に言うと、最近よくあるな~、なのです。
以前はもっと余裕がなくて、研修当日も「まだ準備が足りていないのにやるなんて、どうしよう」と半泣きでしたから。
ん?それなら今の方がいいのでは?と思いますか。
半泣きになるぐらい、必死に何かを伝えようとするなら、それに勝るものはないと思います。そう教わり、鍛えられました。
話を戻すと、この「だいたいできた」は、脳に「止まれ!」と言っているようなもの、なのです。
(「脳に悪い7つの習慣」(幻冬舎 林成之))
脳の働きをうまく活用するには、物事をもう少しで達成できるというときにこそ、「ここからが本番だ」と考えることが大切です。
人は物事が90%できていると、それでよしとしてしまいがちです。物事を達成する人と達成しない人の脳を分けるのは、この「まだできていない部分」「完成するまでに残された工程」にこだわるかどうかなのです。