ミシェル・オバマ夫人の自叙伝である『マイ・ストーリー』を枕元に置いています。少しずつ読み進めて、ついに終わりが見えてきました。
ネルソン・マンデラ氏に会い、その人間性に深く考えさせられ感銘を受け、そして彼女が感じたことがこう書かれています。
人生は教えてくれる。進歩や変化はいつだってゆっくり起こるのだと。
2年や4年では、まるで足りない。一生分の時間でも、まだ足りないかもしれない。
私たちは、いつ実を結ぶともしれない変化の種を抱えているのだ。
だから辛抱強く、待たなくてはならない。
自分の信義のために投獄され、子供たちの成長も、孫たちの成長も見守ることが許されなかったマンデラ氏。そんな目に遭ってもなお、ひたすら努力し信じ続け、辛抱強く「待つ」生き方。
それを目の当たりにして、彼女が悟ることもまた、深いなぁと感じました。
今、目の前のことに力を注ぎ、それが必ず、実を結ぶと信じる力。
誰もが、持っているのですね。