この言葉に驚いてしまいました。
「オモテナシ」という名の、日本初の超小型探査機。
それが宇宙で月面着陸するはずが、断念する結果になったのだとか。
JAXAの発表によると、ロケットからの分離には成功したものの、通信できない状態が続き、月面着陸に挑むこともできなかったことから、橋本教授の「失敗以上の失敗だ」という発言に至ったようです。
悔しさがにじむ発言ですよね…でも、そこまで言うことなのでしょうか。
低コストで押さえたとは言え、数億円規模の多額の予算がかけられており、そういう意味で失敗が許されなかったのかもしれません。
旧ソ連、米国、中国に次いで4か国目の達成を目指していたそうで、それだけの国が達成したという事実からも、失敗できなかったのでしょうか。でも、どの国も最初から成功できたはずはないでしょうし…。
私は所属しているのが、日ごろ会社が「失敗しろ!」「失敗を恐れるな!」という文化なので、この言葉はなんともやりきれないというか。
失敗するからわかること、失敗から見えてくることって必ずあるものですよね。
何より、それだけの悔しさを必ず、次につなげてもらいたいと思います。