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ルーティーンとノンルーティーン

 ヒラリー・クリントン。アメリカのもとファーストレディーであり、前回の米大統領選では、自らが大統領候補として対抗馬に立った女性。彼女の発言です。

「ルーティーンとノンルーティーン」。
実際には
「育児には、ルーティーンとノンルーティーンがある」と。
小児科医ばかりが聴衆であった、ある講演の場で、現在お嬢さんの子どもを一緒に子育てしている毎日に触れて、語られたそうです。

「育児の全てを母親が引き受ける必要はない。育児にはルーティーンとノンルーティーンがある。このルーティーンの部分は、外部に委託するなどして解決すること。但し、ノンルーティーンのことにはそのぶん注力すべきだ、と」。

 ちなみにヒラリーさんは、オムツ換えや食事のこと、掃除、洗濯、お昼寝の見守りなどをルーティーンとしていました。
ノンルーティーンとしては、おやすみ前に絵本を読んであげる時間を、ヒラリーおばぁちゃまの特別な時間として、そこは手を抜かないと決めているのだとか。

あれだけバリバリのキャリアウーマン、夫に対して「私と結婚したから大統領になれたのよ」の発言も有名ですが…。
そんなヒラリーさんも、一人の優しいおばぁちゃまなのですね。

 ちなみに、おやすみ前の読み聞かせって、ルーティーンの場合もあるかな?と思ったのですが。細かいことは個人の捉え方で変わると思いますが、何より私は、この「ルーティーンとノンルーティーン」を、仕事に置き換えて捉えました。でもこれ、何にでもあてはまりますよね。

 どうでしょうか?日々の予定って、終えられていますか?
私はけっこう義務感が強くて、あれもこれも「やらねば」と思ってしまうほうなので、やりきれなかったことが積み重なっていきます。

これっていかがなものか。もっと大らかに構えていたら、やれなかった思いを積まずにすむかもしれないので、程度は大切だなと思います。

 いずれにせよ、毎日の限られた時間のなかで、ルーティーンとノンルーティーンがある。そこで優先順位をどう付けるか、これがとても大切だと思うのです。

自分でないとダメなこと。

できるなら自分がやりたいこと。

そして、誰でもいいことだとしても、私がやりたいこと。

…「やらなくちゃいけない」ことでも「やろうと思うこと」と考えるようにしたいと、思います。これから年末ってどうしても忙しくなりますよね!よくばらずにいこうと思いました。٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

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