「リトルベビーハンドブック」とは、低体重児向けの母子手帳のこと。これを作成する動きが全国で広がっているそうです。
一般の母子手帳では、成長記録のグラフに記入欄がない、小さい身長と体重でも書き込むことができるというもの。
「成長の記録を残したくても残せない。」「母子手帳を開くことさえ苦痛」という当事者の声を受け止め、全国に先駆けてまず作成したのが静岡県だそうです。
そして、今年度中に8県がこれに続くとのこと。
こういった当事者の声がきっかけとなり、それが具体的に解消される取り組みが実現するって、素晴らしいですね!
そして、どんなことでも、当事者にしかわからないことがあるのだなぁと、改めて思います。
私も母子手帳はもらったものの、正直、そこに書き込めずに苦痛に感じる人がいるなんて、考えもしませんでした。知らないこと、わかっていないことって、本当にたくさんあるなと思います。
抱えていること、苦しい胸の内を安心して出せる、そのようなコミュニティが、たくさんあるといいなと思います。
人は誰でも、それぞれの経験があるのだから、何か担えることがあるはずで、私のそれは何だろうと考えています。