コロナウィルス禍→いきなりですがこれ、コロナウィルス「か」って読むのをご存じでしたか?私は毎回わからずに、辞書で調べてみました。
「か」は音読みで、訓読みにすると「わざわい、まが(まがまがしい)」と言い、よろこばしくない事柄、不幸を引き起こす原因、災難という意味。福の反対を差す!!!
話がそれましたが、コロナ禍による休校が続いています。ちょっと出歩いたところで、たいして子供を見かけない…みんな家にこもっているのですよね。どの家庭も、親も子も、大変ですよね。
ふと見かけた新聞記事に、ある小学校の先生の寄稿がありました。
児童にも保護者にも好評なのが、かつての教え子のその後の話。中でも「こんなにダメだった子が大人になってこうなりました」というエピソードが人気!
例えば…
授業中はいつも気が散って、よそ見してばかりのAくん。それが給食の時だけは異常なほどの集中力を発揮し、常に横目でおかわりのタイミングを見計らっている。お目あてのおかずに誰かが向かうとその瞬間、「ちょっと待ったぁ!!」とジャンケンを挑み、必死で勝ち取る。その目の動きとじゃんけんに向かう行動力はとてつもなく素早かった・・・そんな彼が就いた職業はなんと!旅客機のパイロット!!
へぇ~すご~いって思いません?笑?
そしてもうひとつ。
おしゃべりの絶えないBくん。どの授業でも絶えずまわりを巻き込んでしゃべる、しゃべる。どんなに注意しても止まらない。ほとほと困っていたというのに、そのBくんの将来はなんと!弁護士になった!弱い立場の人を救うため、存分に弁を奮っているのだ。
ほほぉ~~~。 ですよね。
ただこの話だけをすると、「じゃあよそ見やおしゃべりをしてもいいんだ!」と受け取られかねないので、先生はすかさず付け加える一言があるそうで。
それがこれ、
大きなやかんは遅く沸く。
すると、注意しても聞かなかった子供たちに、明らかに変化が生じるのだそうです。 なんかほのぼのしませんか?
子どもだってわかるんですよね。ただガミガミ注意されたらうっとうしいけれども、先のことや意味合いをきちんと伝えてくれれば、納得できる。「そうなりたい」って思えたら変わろうという気になれると思うのです。
大人の場合はちょっと違って、「そうなれる」と思えたら、変わろう、変わりたいという気になりませんか?だからいかにハードルを低くとらえて、できるイメージを持つかが大事なのだと思います。
私は自分が頑固もので、意識しないと新しいことに興味を持たず、現状にとどまってしまうタイプなので、特にそう思っています。
最後に。遅いけどいつか沸騰するのだから、待つことなんですね~。 私自身、短大時代の恩師から言われました。
「あなたはね、遅咲きだと思うの。でもいつか必ず花開く人よ。私の教師としての勘に狂いがなければ」って。
先生それっていつ頃でしょうか笑。そろそろでしょうか?!