雇用ジャーナリスト、海老原嗣生さんのコラムに納得でした。
就職活動では何よりも「自分に合っている企業」を見つけることが大切。それはつまり、企業風土と自分の個性・価値観が合っているかを知ること。
それを知るためには「面接時にあなたらしさをしっかりと伝えること」だと。
なるほど~。でもそれって中々できないなぁと思いながら読み進めると、
「学生たちを前にして思うことは、『面接をあたかもフィギュアスケートのように、最高の演技をして審査員から高評価をもらう場だと勘違いをしている』ということ。」
これには驚きました!私も就活中であれば、きっとこうすると思います。自分の、いいところを見せなくちゃ!って。
でも海老原さん曰く「なぜ面接をするのか、企業目線で考えてみてほしい」と。
うちの仕事がしっかりできるか、うちの仲間とうまくやっていけるか。
面接とはそこを見極めるためのものだと。要はお互いの相性を見てあなたらしさいるのだから、世間基準で高評価としても「うちにはもったいない」と落とされることもある。
あなたらしさをしっかりと出して、「それで落ちたらそんな合っていない企業など落ちて良かった」と思えばいい、と。
なかなか爽快な結びだと思いませんか?
私自身はまともな就職活動はしなかったのですが、年代的には就職氷河期の始まりの、大変な時でした。
落とされ続けると、自分を全否定されたように感じるとか、よく言われていました。
希望した企業から落とされて、相性が合わなかっただけと考えることは難しいかもしれませんが、でもそう思おうとするだけで、違ってきますよね。
捉え方って大事ですよね!