世の中、にわかも含めてラグビーファンの方が増えているとか。
新横浜、名古屋・・・仕事で行く先々で、外国人のツアー客が増えていることがよくわかります。恐らく、ラグビー観戦を目的に、来日されているのでしょう。
そんななかで私は、特にスポーツが好きではありません、、、。
やるのも、観るのも・・・。それでも日本が勝つのは嬉しい。それでテレビや街中が、なんとなく「おめでとう」ムードなことも嬉しいです。
さて、そんな次元の私でも、比較的わかりやすく観られるのがサッカー。
そのサッカーでスペインリーグのウエスカに所属している、岡崎慎司選手の言葉です。
『これで呪縛が解ける』
・・・何のことかと思えば、9月28日の対ジローナ戦。
倒れこみながら右足で放ったボールがゴールネットを揺らした、つまりシュートが決まった瞬間のことだそうです。
このゴール、なんと2017年12月13日以来。つまり2年近くもの間、シュートが決まらない時期が続いていたのだとか。
負傷してスタメンから離脱し、ワールドカップロシア大会も2018年のシーズンも、出場機会はごくわずか。ゴールはもちろん、なかったのだと。
それがどれほど長く残酷な時間であるか、素人なりに想像しました。
ようやく訪れたその瞬間は、移籍後、先発出場3試合目にしてのゴール。
それまで「このまま点が取れなかったら、フォワードとしての自分はどうなる?」という思いもあったと。それだけに、どれほどの安堵感だったことでしょう。
岡崎選手はコラムのなかで語っています。
同僚はほとんどスペイン人で、英語を話せる人はごく少数。雰囲気重視のコミュニケーション、でも「そのほうが僕はリラックスできるタイプ」(!!!)。
すごいなぁと思います。「だから、不自由は感じていない」と。
そういう大物感覚も、プロの世界では重要なのでしょう。
そして、
「今、監督が求めるフォワード像と、自分自身の望みとが、合致している。
その上で、自分のスタイルで勝負するという決意は揺るがない。
スペインサッカーでは異質だろうが、自分を疑うことはない。」
そういう強気のプレーだからこそ、ゴールを取れなかったり、まして負けてしまうと
「結果を引きずってしまう」。
プロの選手でも、素の思いはそうなんだなぁと思いました。
そして、
「葛藤もまた、充実感のひとつ」・・・うーん、素晴らしい!